[経済]の検索結果
経済産業省原子力安全・保安院は2011年3月27日、危機的な状態が続いている
福島第一原発の
2号機の
タービン建屋の水たまりから、運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という極めて高濃度の放射性物質が検出されたことを...
経済産業省原子力安全・保安院は2011年3月27日、危機的な状態が続いている福島第一原発の2号機のタービン建屋の水たまりから、運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という極めて高濃度の放射性物質が検出されたことを明らかにした。これは1号機、3号機で検出された1万倍のさらに1000倍という極めて高い濃度で、東京電力は原子炉から放射性物質が漏れ出したものとみて経路の特定を急いでる。
2号機 高濃度の放射性物質
福島第一原発では24日、3号機のタービンがある建物の地下で作業員3人が被ばくし、現場の水から運転中の原子炉の中の水と比べ、およそ1万倍の濃度の放射性物質が検出されました。その後、1号機の水たまりからもほぼ同じ濃度の放射性物質が見つかっています。このため、東京電力は、震災の発生当時、同じく運転中だった2号機の建物に出来た水たまりも調査したところ、1cc当たり29億ベクレルと、1号機、3号機のおよそ1000倍、運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という高い濃度の放射性物質が検出されたということです。この中には1cc当たりの濃度で、いずれも放射性の▽ヨウ素134が29億ベクレル、▽ヨウ素131が1300万ベクレル、▽セシウム134とセシウム137共に230万ベクレルなど、原子炉内で核分裂した際に発生する放射性物質が含まれていました。
2号機水、ヨウ素29億ベクレル
経産省の西山官房審議官は「見たくないようなひどい数字だ」と話した。放水口付近で26日に採取した海水からは、法令で定める濃度限度の約1850倍の放射性ヨウ素が検出された。濃度はさらに上昇しており、放出が続いている可能性があるという。
恐怖の放射性廃棄物 プルトニウム時代の終り (集英社文庫)
集英社 著者:広瀬 隆 評価:★★★★★
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海江田万里経済産業相が記者会見で東京電力が実施している計画停電を、現在は一部を除き計画停電の対象となっていない
東京23区の住宅地でも実施する方向で検討していることを明らかにした。これまで
東京電力は、東京...
海江田万里経済産業相が記者会見で東京電力が実施している計画停電を、現在は一部を除き計画停電の対象となっていない東京23区の住宅地でも実施する方向で検討していることを明らかにした。
これまで東京電力は、東京23区は経済への影響の大きさや国家機能維持の観点から計画停電の対象外とされてきたが、被災地を含む他の地域が停電で不自由な生活を強いられなか、なんらの被害もない都心の富裕層のみが計画停電の対象になっていないことにいいことに、電気使い放題の不自由のない生活を満喫していることについては不公平との指摘が出ていた。
海江田経産相 「23区の住宅地も停電対象にしようと思う」 ← 止めろ馬鹿!!!
上司は思いつきでものを言う (集英社新書)
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2011年3月11日午後に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響をうけて東京株式市場では売り注文が殺到、地震による被害や計画停電の実施が日本企業の経済活動に深刻な打撃をもたらすとの認識から
日経平均...
2011年3月11日午後に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響をうけて東京株式市場では売り注文が殺到、地震による被害や計画停電の実施が日本企業の経済活動に深刻な打撃をもたらすとの認識から日経平均株価は取引開始直後から全面安の展開となっている。
また、東京外為市場では東日本大震災を機に国内機関投資家が、海外資産を国内に環流させるとの思惑から円を買う動きが強まり円が急伸一時1ドル80円60銭まで上昇した。
東京株式前引け続報:復興関連除き売り一色、日経平均は一時9600円台に
東北地方太平洋沖地震で電力施設が被害を受けた
東京電力が明日(2011年3月14日)6時20分から、少なくとも4月末まで関東で計画停電(
輪番停電)を開始する。計画の発表が停電実施の前日夜の発表で、さらに開始時刻が朝...
東北地方太平洋沖地震で電力施設が被害を受けた東京電力が明日(2011年3月14日)6時20分から、少なくとも4月末まで関東で計画停電(輪番停電)を開始する。
計画の発表が停電実施の前日夜の発表で、さらに開始時刻が朝6時20分であることから関東では経済活動や住民の生活に大きな混乱が予想される。
東日本巨大地震 - 計画停電マップ
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3月15~18日の計画停電予定(東京電力の資料より)
<3月15日>
第3グループ 6:20~10:00 の時間帯のうち3時間程度
第4グループ 9:20~13:00 の時間帯のうち3時間程度
第5グループ 12:20~16:00 の時間帯のうち3時間程度
第1グループ 15:20~19:00 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 18:20~22:00 の時間帯のうち3時間程度
<3月16日>
第4グループ 6:20~10:00 の時間帯のうち3時間程度
第5グループ 9:20~13:00 の時間帯のうち3時間程度
第1グループ 12:20~16:00 の時間帯のうち3時間程度
※第4グループ 13:50~17:30 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 15:20~19:00 の時間帯のうち3時間程度
※第5グループ 16:50~20:30 の時間帯のうち3時間程度
第3グループ 18:20~22:00 の時間帯のうち3時間程度
<3月17日>
第5グループ 6:20~10:00 の時間帯のうち3時間程度
第1グループ 9:20~13:00 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 12:20~16:00 の時間帯のうち3時間程度
※第5グループ 13:50~17:30 の時間帯のうち3時間程度
第3グループ 15:20~19:00 の時間帯のうち3時間程度
※第1グループ 16:50~20:30 の時間帯のうち3時間程度
第4グループ 18:20~22:00 の時間帯のうち3時間程度
<3月18日>
第1グループ 6:20~10:00 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 9:20~13:00 の時間帯のうち3時間程度
第3グループ 12:20~16:00 の時間帯のうち3時間程度
※第1グループ 13:50~17:30 の時間帯のうち3時間程度
第4グループ 15:20~19:00 の時間帯のうち3時間程度
※第2グループ 16:50~20:30 の時間帯のうち3時間程度
第5グループ 18:20~22:00 の時間帯のうち3時間程度
※需要が増加し、供給力の不足が懸念される場合は、同日の第1、第2時間帯のグループをそれぞれ13:50~17:30、16:50~20:30の時間帯で追加する場合がある。
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需給逼迫による計画停電の実施と一層の節電のお願いについて
平成23年3月13日
東京電力株式会社
3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、福島第一および第二原子力発電所をはじめ発電所および流通設備など当社設備が大きな影響を受けていることから、当社供給区域における電力需給が極めて厳しい状況になっております。
これまで当社は、他の電力会社からの応援融通受電などにより、電力の安定供給確保に全力で取り組んでまいりました。また国からは、国民の皆さまや経済団体に向けて節電の要請をしていただいているところです。
しかしながら、今後予想されます電気の使用量に対し、供給カが大変厳しい状況にあることを踏まえ、予見性ないまま大規模な停電に陥らないよう、明日以降は、計画的に停電をお願いさせていただきます。これまで停電回避に向け、全力で取り組んでまいりましたが、このような事態を招いてしまったことを、お客さまをはじめ広く社会の皆さまに大変ご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳なく思っておりますが、当社としては、安定供給に向け早急、最大限の対策を講じることで、一日も早い復旧に取り組んでまいります。
○3/14(月)につきまして
計画的な停電が予定される地域と時間帯は、以下(および別紙)の通りとなります。実際の停電時間は、各グループの時間帯のうち3時間程度になる予定です。
大変申し訳ございませんが、停電の対象となるお客さまにつきましては、お知らせしました停電予定時間に備えていただくとともに、そのほかの地域にお住まいのお客さまにつきましても、引き続き、不要な照明や電気機器のご使用を控えて頂きますよう、お願いいたします。
<計画停電の予定地域>
第1グループ 6:20~10:00 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 9:20~13:00 の時間帯のうち3時間程度
第3グループ 12:20~16:00 の時間帯のうち3時間程度
第4グループ 13:50~17:30 の時間帯のうち3時間程度
第5グループ 15:20~19:00 の時間帯のうち3時間程度
第1グループ 16:50~20:30 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 18:20~22:00 の時間帯のうち8時間程度
※グループ毎の具体的な地域については、別紙の通りとなります。
※グループ毎の時間帯は、開始・終了時間が多少前後することがあります。
※なお、当日の需給状況によっては、予めお知らせした時間以外にも停電する場合がございます。
【その他】
・切れた電線には絶対にさわらないでください。
・火災防止のため、自宅を離れる際には、ドライヤーなどの電気機器のスイッチを入れたまま外出しないようお願いします。
・自家発をお持ちのお客さまにつきましては、燃料の確保等をお願いいたします。
く参考>
○3月13日の需給予測
需要想定 3700万kW(18時~19時)
供給力 3700万kW
○3月14日の需給予測
需要規定 4100万kW(18時~19持)
供給力 3100万kW
以上
以下、別紙の「想定される停電エリア」
◇第1グループ
<平成23年3月14日(月) 6:20~10:00 16:50~20:30>
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】さくら市、宇都宮市、益子町、塩谷町、市貝町、真岡市、大田原市、那珂川町、那須鳥山市、那須町、日光市、芳賀町
【群馬県】みどり市、伊勢崎市、吉岡町、玉村町、桐生市?高崎市、高山村、渋川市、榛東村、前橋市、中之条町、東吾妻町、藤岡市
【茨城県】かすみがうら市、つくばみらい市、つぐば市、阿見町、稲敷市、下妻市、河内町、牛久市、境町、茎崎市、結城市、桜川市、取手市、守谷市、常総市、水海道市、筑西市、土浦市、八千代町、板東市、利根町、竜ケ崎市
【埼玉県】さいたま市、ときがわ町、ふじみ野市、横瀬町、皆野町、寄居町、狭山市、坂戸市、三芳町、志木市、所沢市、小鹿野町、小川町、新座市、川越市、秩父市、朝霞市、鶴ヶ島市、東大和市、東秩父村、入間市、飯能市、富士見市、嵐山町、和光市
【千葉県】野田市、流山市、柏市、白井市、松戸市、我孫子市、市川市、浦安市、千葉市、大網白里町、八街市、東金市、山武市、長南町、市原市、長柄町、睦沢町、茂原市、木更津市、白子町、袖ヶ浦市、君津市、富津市、鋸南町、南房総市、鴨川市、館山市、勝浦市、大多喜町、御宿町、いすみ市、船橋市、鎌ヶ谷市、八千代市、四街道市、佐倉市
【東京都】武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、新座市、小平市、東村山市、清瀬市
【神奈川県】逗子市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、相模原市、座間市、海老名市、綾瀬市、平塚市、寒川町、厚木市
【静岡県】御殿場市、裾野市、小山町
※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。
◇第2グループ
<平成23年3月14日(月) 9:20~13:.00 18:20~22:00>
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】佐野市、小山市、野木町
【群馬県】太田市
【茨城県】古河市
【埼玉県】川口市、さいたま市、蕨市、鳩ヶ谷市、戸田市、越谷市、吉川市、松伏町、三郷市、春日部市、宮代町、杉戸町、川越市、狭山市、鶴ヶ島市、日高市、飯能市、入間市、坂戸市、川島町、毛呂山町、越生町、ときがわ町、騎西町、幸手市、大利根町、白岡町、北本市、蓮田市、伊奈町、鴻巣市、桶川市、上尾市、加須市、久喜市、五霞町、行田市、熊谷市、羽生市、深谷市、所沢市
【千葉県】千葉市花見川区・美浜区・中央区・稲毛区・若葉区、習志野市、八千代市、印西市、我孫子市、白井市、栄町、成田市、神崎町、香取市、多古町、芝山町、佐倉市、市川市、松戸市、船橋市、野田市、流山市
【東京都】東村山市、清瀬市、東大和市、国分寺市、府中市、小金井市、八王子市、国立市、小平市、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、立川市、昭島市、武蔵村山市、多摩ニュータウン、町田市、狛江市、多摩市、日野市、稲城市
【神奈川県】横浜市鶴見区・港北区・南区・保土ヶ谷区・戸塚区・神奈川区・瀬谷区、厚木市、海老名市、座間市、伊勢原市、茅ヶ崎市、寒川町、二宮町、平塚市、大磯町、秦野市、中井町、大和市、相模原市、川崎市多摩区・高津区
【山梨県】笛吹市、市川三郷町、甲府市、中央市、鰍沢町、増穂町、韮崎市
【静岡県】熱海市、長泉町、清水町、沼津市、御殿場市、裾野市、三島市
※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。
◇第3グループ
<平成23年3月14日(月)12:20~16:00>
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県]宇都宮市、鹿沼市、小山市、栃木市
【群馬県】太田市
【茨城県】水戸市、ひたちなか市、常陸大宮市、常陸太田市、那珂市、土浦市、つくば市、かすみがうら市、牛久市、竜ヶ崎市、稲敷市
【埼玉県】さいたま市、春日部市、朝霞市、和光市、志木市、新座市、富士見市、越谷市、川口市、戸田市、蕨市、幸手市、蓮田市、上尾市、桶川市、深谷市、本庄市、伊勢崎市、熊谷市、行田市
【千葉県】成田市、富里市、佐倉市、八街市
【東京都】八王子市、日野市、東村山市、清瀬市
※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。
◇第4グループ
<平成23年3月14日(月)13:50~17:30>
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】栃木市、佐野市、足利市、館林市、板倉町、明和町
【群馬県】館林市、邑楽町、千代田町、伊勢崎市、桐生市、みどり市、太田市、大泉町
【茨城県】水戸市、那珂市、ひたちなか市、大洗町、城里町、笠間市、桜川市、石岡市、茨城町、小美玉町
【埼玉県】本庄市、熊谷市、長瀞町、皆野町、秩父市、嵐山町、横瀬町、寄居町、深谷市、神川町、小川町、鳩山町、東秩父村、ときがわ町、毛呂山町、越生町、飯能市、入間市、坂戸市、日高市、東松山市、滑川町、吉見町、川越市、鶴ヶ島市、川島町、狭山市、桶川市、富士見市、さいたま市、新座市、朝霞市、和光市、ふじみ野市’.戸田市、蕨市、川口市、上尾市、久喜市、北本市、加須市、鴻巣市、蓮田市、伊奈町、白岡町、幸手市、宮代町、春日部市、杉戸町、松伏町
【千葉県】習志野市、船橋市、千葉市
【東京都】荒川区、立川市、昭島市、国立布、日野市
【神奈川県】川崎市、横浜市
【山梨県】甲府市、甲斐市、中央市、笛吹市、市川三郷町、昭和町、南アルプス市、山梨市、甲州市
※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。
◇第5グループ
<平成23年3月14日(月) 15:20~19:00>
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】宇都宮市、矢板市、さくら市、芳賀町、市貝町、真岡市、益子町
【群馬県】前橋市、高崎市、安中市、富岡市、藤岡市、神流町、神川町、下仁田町、南牧村、臼田町、草津町、中之条町、嬬恋村、長野原町、美九里、玉村町、甘楽町、上野村
【茨減県】石岡市、小見玉市、茨城町、鉾田市、行方市、潮来市、神栖市、鹿嶋市、かすみがうら市、土浦市、稲敷市、牛堀町、佐原市、香取市、波崎町
【埼玉県】川口市、越谷市、三郷市、草加市、八潮市、熊谷市、行田市、鴻巣市、本庄市、上里町、深谷市、美里町、神川町
【千葉県】流山市、野田市、柏市、我孫子市、鎌ヶ谷市、白井市、松戸市、香取市、神埼町、多古町、東庄町、銚子市、旭市
【東京都】町田市
【神奈川県】横浜市、川崎市、相模原市、鎌倉市、横須賀市、三浦市、葉山町、逗子市、大和市
【山梨県】甲州市、山梨市、笛吹市、大月市、都留市、西桂町、富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村、忍野村、山中湖村
【静岡県】富士宮市、富士市、沼津市、函南町、三島市、伊豆の国市、熱海市、伊豆市、伊東市、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町、松崎町、河津街、下田市
※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますので、ご了承ください。
日米経済調和対話2011年2月(仮訳)米国政府はこの新たな日米経済調和対話を通じ、新たな機会を創出し、新規事業や貿易を促進し、公共の福祉を増大させる措置を講じることによって、両国の経済成長を支援する機会を歓...
日米経済調和対話
2011年2月
(仮訳)
米国政府はこの新たな日米経済調和対話を通じ、新たな機会を創出し、新規事業や貿易を促進し、公共の福祉を増大させる措置を講じることによって、両国の経済成長を支援する機会を歓迎する。米国政府は、実行可能な範囲において、両国のシステム、規制アプローチ、その他の措置や政策の調和に向け、この共通の目標を推進する形で日本と緊密に協働することを期待する。
日本との協力関係の強化は、この対話において米国が特に重視する領域である。情報通信技術、知的財産権、農業関連措置やワクチンといった領域における両国の協力はすでに良好な成果をもたらしている。この対話の下、米国は共通の目標の達成に向け、当該領域ならびにおそらくはその他の領域においても、引き続き日本とのさらなる調和と連携を促進する。
米国側関心事項
情報通信技術(ICT)
通信
周波数:オークションの活用を認めるなど、日本の周波数割当プロセスにおける客観性、透明性、説明責任を向上させる措置を講じ、より一層の競争とイノベーションを促進する。
支配的事業者規制:NTTやその関連会社に関わるいかなる改革も、特に新規市場参入者に対して競争的機会を保証する手段を十分に提供するものとなるようにし、政策決定プロセスがNTTからの不当な影響を受けず、開放的かつ非差別的な方法で進められるよう確保することで、競争や消費者による選択を推進する。NTTグループの再編に関わるいかなる提言もパブリックコメント手続きの対象とする。
移動体接続料:移動体着信料金が、日本の法律に沿い、効率的な経営の下でのコスト志向の原則に基づいた水準に設定されているか否かを評価する調査を開始することで、消費者の利益につながる公正な価格設定慣行を確保する。融合サービスおよびインターネット対応サービス:融合サービスおよびインターネット対応サービスに関わる規制が策定または更新される際、日本の規制アプローチが、インターネット配信映像など革新的製品やサービスの提供を可能とすること、また支配的事業者が市場の競争を歪めないことを確保する。
透明性:総務省の規制・政策決定機関としての役割に鑑み、審議会・研究会等を含む、総務省の政策決定プロセスにおける透明性と説明責任を向上させる措置を講じることで、新たな技術について公正な市場機会と消費者による選択を確保し推進する。
国際協力:ICTに関わる共通の懸念や関心事項について、重要分野における共通原則の策定等を通し、WTO等の場で引き続き協力の機会を探る。
情報技術
政府のICT調達:国際的な技術標準や傾向を反映し、技術中立性や相互運用性の原則に沿った日本政府全体に適用される政策の実施等を通して、政府のICT調達の競争、透明性、公平性を高める。
医療IT:国際標準に基づき、技術中立性や相互運用性を促進し、患者自身による自らの医療記録へのアクセスを向上させる医療ITを早急に導入することで、日本の患者にとっての医療の質と効率性を高める。
クラウド・コンピューティング:社会全体で成長やイノベーションを促進するクラウド・コンピューティング技術の潜在力を最大化するために、国境を越えるデータの自由な流れを促進する。データサービスについて提供場所が日本国内か国外かにかかわらず非差別の原則を採用する。データセンターやクラウド・コンピューティングに関わる規則の策定・施行に際し、透明性を確保し、国内外の産業界の意見を聞く。
プライバシー:政策の標準化や、ガイドラインの一貫性のある施行を通じ、個人情報保護法の実施について中央政府機関全体でさらなる統一化を図る。データの適切な共有を促すために、現行法の規定と運用を再検討し、データ保護に対するバランスの取れたアプローチを採用する。オンライン広告における個人情報の利用に関わるガイドラインの策定に際し、透明性を確保し、国内外の産業界の意見を聞く。
知的財産権
技術的保護手段:主に技術的保護手段の回避のために使用される機器やサービスの取引や、回避という不正行為に対して、より包括的な禁止規定を提供し、また必要に応じ、十分な民事・刑事上の救済を提供する等、アクセスコントロールおよびコピーコントロールに対する救済手段を提供することにより、技術的保護手段(およびこの技術的保護手段を採用するビジネスモデル)の確固たる保護を確実にし、権利者自身の著作物を保護する能力を高める。
著作権保護期間の延長:OECD諸国や主要貿易相手国での傾向を含む、新たな世界的傾向と整合性を保つよう、オーディオビジュアル作品に加えてすべての著作物に関わる著作権保護期間を延長し、著作権保有者の保護を強化する。
オンライン上の海賊行為:オンライン上の侵害に対するエンフォースメントを強化するために、法律、規制、その他の方策を更新する措置を講じる。またオンライン上の海賊行為に対処するため、インターネット・サービス・プロバイダーや権利者を含む、利害関係者間の協力的取り組みを奨励する。
エンフォースメント手段:権利者からの申し立てを必要としない、警察や税関職員および検察の主導による知的財産権の侵害事件の捜査・起訴を可能にする職権上の権限を警察や税関職員および検察に付与し、権利者への実効的な救済手段として著作権や商標権侵害に対して予め決められた法定損害賠償の制度を採用することで、知的財産権の侵害に対するエンフォースメントを強化する。
保護の例外:すべての著作物を対象に、日本の著作権法の私的使用に関する例外規定が違法な情報源からのダウンロードには適用されないことを明確にする。また、日本政府および審議会等が著作権保護に対する制限や例外に関わる提言を検討する際には、完全な透明性と、利害関係者が意見を提供する有意義な機会を確保する。
特許法と手続き:ワークシェアリングの効率性の促進により、特許手続きを簡素化する。中小企業や大学関連機関等において一層のイノベーションを促す環境整備に向けた施策を検討する。
透明性:デジタル環境などにおける著作権の適用やその他の知的財産権の問題に影響を及ぼす政策やイニシアチブを日本政府が策定・更新する際には、完全な透明性と利害関係者が意見を提供する有意義な機会を確保する。
日米協力:国内および世界中での知的財産権の適切かつ有効な保護とエンフォースメントを確実にするため、日米間でのさらなる協力を促進する。
郵政
保険と銀行サービスにおける対等な競争条件:市場における活発な競争を通して消費者の選択肢の拡大を推進するため、日本郵政グループの競争上の優位性を完全に撤廃し、規制面ですべてのサプライヤーに同一の待遇と執行を確保することにより、保険と銀行サービスにおいて日本のWTO上の義務と整合する対等な競争条件を確立する。
郵政改革:日本政府や関連する審議会などが、競争条件に影響を及ぼす日本郵政グループ関連の施策の変更を検討・実施する際には、完全な透明性を確保し、利害関係者が意見を提供する有意義な機会を提供する。日本が将来的な改革を検討する際には、対等な競争条件に関する長年の懸案事項に対処し、日本郵政グループに追加的な競争上の優位性を与えないようにする。
日本郵政グループの金融会社の業務範囲:かんぽ生命保険とゆうちょ銀行の業務範囲の拡大を認める前に、日本郵政グループと民間金融機関の間に対等な競争条件が整備されていることを確保する。
国際エクスプレス輸送における対等な競争条件:競合するサービスにおいて他の国際エクスプレス輸送サービス業者が課されるものと同様の通関手続きとコストを日本郵便に課すことや、独占的な郵便事業の収益が日本郵便のEMS(国際スピード郵便)の補助金となるのを防ぐ措置を取ること等により、国際エクスプレス輸送分野において効率的な競争と対等な競争条件を促進する。
保険
共済:健全で透明な規制環境を促進するため、共済と民間競合会社の間で、規制面での同一の待遇および執行を含む対等な競争条件を確保する。
保険の窓口販売:健全な消費者保護を確保しつつ消費者の選択肢の拡大と利便性の向上を促すため、銀行の窓販チャネルについて、事実に基づいた透明性のある見直しを適時に行い、必要な変更は、利害関係者から意見を得る有意義な機会を設けた上で、グローバル・べストプラクティスを考慮に入れつつ行う。
生命保険契約者保護機構(LIPPC):現行制度が2012年に失効する前に、より効率的で持続可能なセーフティネット制度を作ることを確保する。日本政府が制度の改訂を検討する際は、完全な透明性の維持を確保する。
外国保険会社の事業の日本法人化:日本において支店方式で営業を行っている外国保険会社が日本法人に事業を移行したいと希望した場合、保険契約者および債権者を保護する一方で、事業の継続性を維持するような途切れのない形で移行できるよう確保する。
独立代理店:保険商品の第三者販売チャネルの競争力を強化するための新たな措置を検討する。
透明性
パブリックコメント手続き(PCP):より長いコメント期間を設けることや、最終的な決定が下される前に利害関係者の意見が十分に検討されることを確保するための追加的な方策を取るなど、日本のPCPを強化する方策を通じ、状況の変化や外国の利害関係者を含む利害関係者の懸念に対して開かれており、これに対応していると評価される強固で有意義なパブリックコメント制度を構築する。
審議会など:審議会等の設置や運営および利害関係者と国民に対する審議会等の開放性に係わる要件を厳格化することにより、利害関係者と国民に影響を与える可能性がある新規の政策や規制を検討する際に政府が設置する審議会等の透明性と包括性(インクルーシブネス)を向上させる。
規則の解釈:規則に関して一般的に適用される解釈の公表を政府当局に義務付けることにより、透明性、予見可能性を向上させ、規則の順守を促す。
運輸・流通・エネルギー
自動車の技術基準ガイドライン:革新的かつ先進的な安全機能を搭載した自動車に関する自主的ガイドラインを定める際の透明性を高め、また自主的ガイドラインが輸入を不当に阻害しないよう確保することで、米国の自動車メーカーがこうした自動車を日本の消費者により迅速かつ負担のない形で提供できるようにする。
再生可能エネルギーに関する規制制度:風力発電事業の許認可も含め、関連する規制制度を簡素化・統一することで、より多くの再生可能エネルギー技術の採用を推進する。
申告のための通関事務所の選択:輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)を利用する通関業者が利便性のよい通関事務所でエクスプレス貨物の申告ができるよう認め、円滑かつ効率のよい通関手続きを促す。
税関職員の共同配置:民間企業所有の保税地域への税関職員の派出を認め、書類審査のための通関事務所への移動時間を無くし、税関職員が現物検査を行うまでの待ち時間を減らすことにより、通関手続きの効率を向上させる。
免税輸入限度額:現行1万円の免税輸入限度額を最低でも二倍に引き上げることで、円滑な物流を可能にし、税関職員の仕事量を削減する。
農業関連課題
残留農薬および農薬の使用:日本の最大残留基準値設定に関わる農薬の審査、農薬の収穫後利用に関わる枠組み、基準値違反に対する執行政策など、未解決の農薬関連の問題に対処することにより、新規に開発されたより安全な農薬のさらなる利用を促進し、日米両国の政府関係者の協力を促す。議論では、国際的な基準と慣行が考慮されるべきである。
有機農作物:科学に基づいた基準を有機農作物に使用される生産資材の環境への安全性の評価に適用し、有機農産物の貿易の強化を目的に現行の残留農薬政策を修正し、さらに両国市場において有機農産物の表示に取り組むために協力する。
食品添加物:日米両政府の協力体制を強化するとともに、FAO/WHO合同食品添加物専門会議によって安全と認められており、かつ世界各国で使用されている46種類の食品添加物の審査を完了することにより貿易を促進する。現在、6種類の食品添加物の審査が終了していない。
ゼラチン:ゼラチンの市場へのアクセスを提供することによって科学に基づいた国際的なガイドラインと整合性を持たせる。
競争政策
執行の有効性:調停手続きの導入、過度な独占禁止法(独禁法)適用除外の廃止、企業結合の審査における効率性および透明性の改善、大学院レベルの経済学の教育を受けた職員の増強、適切な執行問題に関する外部専門家の採用、独禁法に関する裁判官向け教育プログラムの構築などを通じ、効果的な独禁法の執行プログラムがもたらす利益を増大させる。
手続きの公正性:公正取引委員会(公取委)の行政審判や司法審査制度の改革、公取委の執行上の必要性に沿った形での公取委調査における保護手続きの強化、公取委が命令を出す前に企業が疑惑に対して申し立てを行なう十分な機会の確保などを含む、公取委の行政および調査過程の手続きの公平性と透明性の改善を通じて、公取委の執行決定に対する信頼性を高める。
談合:特に調達担当職員の利益相反を排除するための規定の強化や、官製談合を排除する取り組みの促進、公取委の課徴金減免制度の適用が認められた企業に対する行政措置減免制度の拡大などの措置を通じて、政府調達における競争を促進し談合を排除する。
ビジネス法制環境
国境を越えたM&A:対日M&A活動を阻害している可能性のある法律、規制ならびに税制上の要件の見直しや、買収防衛策の導入に際しての一般的な株主利益の保護強化などの取り組みを通じて、日本がより活発な対日M&A活動から恩恵を受けられるようにする。
コーポレートガバナンス:真に独立した取締役の役割強化、株主投票のメカニズムの有効性の向上、企業開示の充実および少数株主保護の強化などの国際的なベストプラクティスの促進を通じて、効率的な商慣行および株主に対する経営の説明責任を改善する。
法務サービス:外国法事務弁護士(外弁)による専門職法人の設立を認めること、外弁の法律事務所が国内に複数の支所を設置することを認めること、インターナショナル・リーガル・パートナーシップにおいて弁護士が対等なメンバーになることを認めること、また外弁の資格要件の見直しを行なったり認可手続きおよび報告義務の簡素化を図ること等によって、日本における国際的法務サービスへのアクセスを拡大する。
医薬品・医療機器
医薬品・その他
新薬創出・適応外薬解消等促進加算(新薬創出加算):新薬創出加算を恒久化し、加算率の上限を廃止することにより、ドラッグ・ラグ解消を促進し、研究開発への誘因を強化する。
市場拡大再算定:市場拡大再算定ルールが企業の最も成功した製品の価値を損なわないように同ルールを廃止もしくは少なくとも改正し、日本における当該製品の開発を奨励する。
外国平均価格調整(FPA)ルール:日本における価格が外国平均価格より高いか低いかにかかわらず、製品が平等に扱われるようFPAルールを改定し、日本の薬価政策の公正な実施を保証する。
14日の処方日数制限:患者の利益ならびに医薬品へのアクセスを考慮し、新薬の14日処方日数制限ルールを改正し、安全性の保障に必要な最低限の制限にする。
ドラッグ・ラグ:日本における革新的新薬の早期導入を促進し、ドラッグ・ラグを縮小するよう次の措置を取る。適切な場合には東アジア諸国における臨床治験データの受け入れを検討する。医薬品の承認審査目標が達成され、事前相談の申し入れへの対処が迅速に行われるよう保障する。最近の業界との積極的な交流を基に、医薬品医療機器総合機構(PMDA)ならびにスポンサーが、質疑応答プロセスの支援に必要な実務要員をより効率的に計画・管理するために役立つ明確なプロセスを構築する。
行政審査期間:年4度の薬価収載を月一度へ増やし、日本の患者の新薬へのアクセスを迅速化する。
手数料:2012年から2017年までの手数料の規模および評価指標などを含む、次期手数料制度の詳細について業界との協議を開始し、日本の薬事承認プロセスにおける効率性の向上に対する業界の継続的な貢献を奨励する。
血液製剤:国内自給、表示、規制、保険償還の問題についての米国業界との協議を通じ、日本における患者の血液製剤へのアクセスを拡大する。関連する委員会等において、業界が情報、意見および証言を提供する機会を設ける。
ワクチン
ワクチンに対するアクセス:日本全国におけるワクチンの供給を促進する長期的解決策を見つけて、2010年に採用されたHIB、肺炎球菌、HPVワクチンについての措置を拡充する。
透明性:推奨ワクチン特定のための明確な基準およびスケジュールを設け、新ワクチンの日本の患者への導入を迅速化する。
ワクチンに関する意見交換:二国間の協力および意見交換を通じ、国のワクチン計画の策定に対する日本政府の取り組みを促す。
医療機器
外国平均価格調整(FAP)ルール:FAPを廃止、もしくはそれが不可能な場合はFAP算定時のルールと手法の不変性を確保し、日本において時宜にかなった医療機器の導入および安定供給を促進する。
体外診断薬(IVD)に関する保険償還:臨床的価値に基づきIVDの保険償還を評価し、日本の医療制度の効率性を向上させる高度で改良されたIVD製品の価値を評価する。
大型医療機器に対するC2 保険適用プロセス:革新的な大型医療機器に関し、1) どの製品がC2の指定に適格かの判断、また2) C2製品の適切な価格の決定に際しての明確な基準およびガイドラインの作成に向け、業界との対話を行い、このような医療機器の日本への導入を促進する。
デバイス・ラグおよびギャップの解消:医療機器の審査迅速化アクション・プログラムの時宜にかなった実施を保証し、革新的な医療技術の日本への導入を迅速化する。
企業に対する薬事規制負担の軽減:企業にとって薬事規制上の負担を増加させる原因となっている品質管理システムおよび外国製造業者認定に関する要件の修正に向け利害関係者と協議し、日本市場へ革新的技術を提供する企業が置かれた状況を改善する。
化粧品
医薬部外品:日本の消費者が医薬部外品製品により迅速に、不要なコストを課されることなくアクセスできるように、医薬部外品承認ガイドラインの導入およびその他の施策を実施する。
広告・表示:日本の消費者がより詳細な情報を得た上で判断ができるよう、化粧品の効能表示の範囲を拡充する。
化粧品・医薬部外品の輸入:化粧品・医薬部外品の輸入が改善かつ効率化されるよう輸入プロセスを簡素化・合理化する。
その他透明性・規制問題:化粧品・医薬部外品の広告に関する規則制度の透明性を高め、米国を含む業界関係者の全国医薬品等広告監視協議会(六者協)への参加を認める。
栄養補助食品
規制分類と表示:保健機能食品制度を向上させる方法、原料に特化した健康強調表示を許可するシステムの提案など、日本の健康食品制度について業界が情報や意見を提供できる機会を増やす。
健康食品安全規制:栄養補助食品に使用される新しい原料が医薬原料、食品原料、もしくは食品添加物として分類されるプロセスならびに基準を明確にすることにより、円滑な貿易を促進し、さらに他の先進諸国のベストプラクティスと比較して輸入手続きを向上させる方法を検討する。
食品添加物:他の先進諸国で一般的に認可されている、栄養補助食品に使用できる添加物、溶媒および化学形態の栄養素のリストを拡大する。
アメリカの日本改造計画―マスコミが書けない「日米論」 (East Press Nonfiction #006)
イーストプレス 価格:1,365円 評価:★★★★★
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北朝鮮や中国の軍事的脅威をネタに多額の金銭負担や基地建設を日本政府に要求するなど、日本では「
ゆすり」にかけては右にでるものはいないと見られているアメリカ政府だが、どうやら同国政府高官の認識は違うようだ...
北朝鮮や中国の軍事的脅威をネタに多額の金銭負担や基地建設を日本政府に要求するなど、日本では「ゆすり」にかけては右にでるものはいないと見られているアメリカ政府だが、どうやら同国政府高官の認識は違うようだ。
前沖縄米国総領事のケビン・メア米国務省日本部長が昨年12月に米国務省内で大学生に対して行った講義で「沖縄の人々は日本政府を巧みに操り、ゆすりをかける名人である。」と発言していたことが明らかになり、在日米軍によってさんざん酷い目に合わされている沖縄の人々を憤慨させている。
メア氏講義メモ(日本語訳)全文
私は2009年まで在沖米国総領事だった。日本にある米軍基地の半分は、沖縄にあると言われているが、その統計は米軍のみが使用している基地だ。もし日本の自衛隊と米軍が共同使用している基地を考慮すると、沖縄の基地の割合はかなり低い。議論になっている在沖米軍基地は、もともと田んぼの真ん中にあったが、今は街の中にある。沖縄人が、基地の周囲を都市化し、人口を増やしていったからだ。
在沖米軍基地は地域の安全保障のために存在する日米安保条約下の日本の義務は基地のために土地を提供することだ。安保の下での日米関係は不均衡で、日本にとっては有利だが、米国にとっては損失だ。米軍が攻撃された場合、日本は米国を守る義務はないが、米国は、日本の国民と財産を守らなければならない。
集団的自衛権は、憲法問題ではなく、政策の問題だ。
海兵隊と空軍は、1万8千人ほど沖縄に駐留している。合衆国は二つの理由で沖縄の基地を必要としている。基地が既に沖縄にあるという点と、地理的にも重要な点である。
(東アジアの地図を指し示しながら)在日米軍は、東京に司令部がある。物流中核の位置にあり、危機が発生した場合、補給と軍の調整ができる。米国の基地として最もロシアに近い三沢基地は冷戦時に重要な基地だった。岩国は韓国からたった30分だ。その上で沖縄の地理的状況は、地域の安全保障に重要である。
沖縄はかつて独立した王国で、中国に貢ぎ物を献上していた。とはいえ、中国の一部では決してなかった。米国は1972年まで沖縄を占領していた。
沖縄県民は、米国よりも直接日本に対し怒りを持ち不満を募らせている。民主党政権は沖縄を理解していない。日本政府はコミュニケーションの「パイプ」を沖縄に持っていない。私が沖縄県民にコンタクトを取りたいと依頼したとき、民主党の高官は「ぜひ!ぜひやってください」と言った。まだ自民党の方が、最近の民主党よりも沖縄に通じていて沖縄の懸念について理解していた。
3分の1の人たちが、軍隊がなければより平和になると信じている。そのような人たちと話をするのは不可能だ。
2009年の総選挙は、民主党へ力をもたらした。それは日本政府の初めての政権交代だった。
鳩山氏は左派の政治家だった。民主党政権で、鳩山総理大臣だったのにもかかわらず、日本とアメリカは5月に2+2(ツー・プラス・ツー)合意を成し遂げた。
(メア氏は教室を離れ、同僚2人が日米の経済関係について講義した。その後メア氏が戻って講義を再開し、2人は部屋から出て行った)
米国は、沖縄における軍事的負担を減らすため8千人の海兵隊を普天間からグアムへと移転させる。この計画は米国が、地域での安全保障や抑止力を保つための軍事的なプレゼンスを維持するものになる。ロードマップの下で、日本政府は移転に必要な資金を提供するとしているが、このことは日本側の明白な努力の証しだ。民主党政権は計画の実行を遅らせてきたが、私は現行案を履行してくれるものと確信している。東京は沖縄の県知事に伝える必要あるのだ。「お金が欲しければ、(移設案に同意し)サインしなさい」と。
ほかに海兵隊を配置する場所はない。民主党は本土での代替施設を提案したが、本土には受け入れる場所がないのだ。日本の「和(調和)」を重んずる文化は意見の一致に基づいている。合意形成は日本文化において重要なものだ。日本人はこれを「合意」と呼ぶ一方、それは「ゆすり」を意味し、彼らは「合意」の文化を「ゆすり」の手段に使っている。合意を模索するとみせかけ、できるだけお金を引き出そうとするのだ。沖縄の人々は日本政府を巧みに操り、ゆすりをかける名人である。
沖縄の主要産業は観光業だ。農業もあるが、主要産業は観光業だ。沖縄の人たちはゴーヤーを栽培しているが、他県の栽培量の方が多い。沖縄の人は怠惰すぎて栽培できないからだ。
沖縄は離婚率、出生率(特に非嫡出子)、度数の高い酒を飲む沖縄文化による飲酒運転率が最も高い。
日本に行ったら本音と建前に気を付けるべきだ。本音と建前とは、言葉と本当の考えが違うということだ。私が沖縄にいたころ、「普天間飛行場は特別に危険ではない」と話した。沖縄の人たちは、私の事務所の前で発言に抗議した。沖縄の人たちは普天間飛行場が世界で最も危険な飛行場だと主張するが、彼らはそれが本当のことではないと知っている。福岡空港や大阪伊丹空港だって同じように危険だ。
日本の政治家はいつも本音と建前を使う。沖縄の政治家は東京での交渉で合意しても、沖縄に帰ると合意していないと主張する。日本文化があまりにも本音と建前を重視するので、駐日米国大使や担当者は真実を話すことによって常に批判される。
米軍と自衛隊は思考方法が違う。米軍は起こり得る展開に対し準備して訓練するが、自衛隊は実際の展開を準備せずに訓練する。たいてい夜間に戦闘が起きている現代の戦争では夜間訓練は必要だが、地元の人は米軍の夜間訓練に反対する。夜間訓練は抑止力維持に不可欠だ。
私は、日本国憲法の9条が変わるべきだと思わない。私は、そもそも9条が変えられることを疑問に思っている。もし日本が米軍を必要としないことを理由に改憲したのなら、米国にとってよくないことだ。もし改憲したら、米国は米国の利益のために日本の土地を使用することはできなくなるだろう。日本政府が現在、支払っている高いホストネーションサポート(接受国支援)は米国にとって有益だ。私たち米国は日本に関して非常によい取引を得ている。
沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史
集英社インターナショナル 著者:佐野 眞一 価格:1,995円
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独立系のエジプト紙アルマスリ・アルヨウムが消息筋の話として、
ムバラク前大統領が辞任後、健康状態が極度に悪化し、「意識不明」の状態になっていると報道。
ムバラク前大統領に生きたままでいられるとまずい勢力に...
独立系のエジプト紙アルマスリ・アルヨウムが消息筋の話として、ムバラク前大統領が辞任後、健康状態が極度に悪化し、「意識不明」の状態になっていると報道。ムバラク前大統領に生きたままでいられるとまずい勢力によって消された可能性
が高くなっている。
国民による「民主化運動」によって親米的な「軍部」へ権力移譲に追い込まれたムバラク前大統領は、アメリカ政府やイスラエル政府の強力な後ろ盾を背景に30年間に渡ってエジプトで独裁政権を敷いて国民を弾圧する一方、不正な蓄財を行っていたと見られており、関係者にとっては、事実の露見を防止しつつ、隠し資産を回収するためには消えてもらうのが一番都合が良いのだろう。
CIA曰く「憤死である」
ウィキリークスがエジプト「4月6日運動」について暴露した2008年12月30日の公電
エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ
東洋経済新報社 著者:ジョン パーキンス 価格:1,890円 評価:★★★★★
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「
沈黙の兵器」とは、ロンドンのタヴィストック人間関係研究所(イギリス心理戦争局の中核施設)によって作成・配布されたテクニカル・マニュアルが流出したものとされている極秘文書に記述されているもので、人類を...
「沈黙の兵器」とは、ロンドンのタヴィストック人間関係研究所(イギリス心理戦争局の中核施設)によって作成・配布されたテクニカル・マニュアルが流出したものとされている極秘文書に記述されているもので、人類を完璧なマインドコントロール下に置くための社会オートメーション・システムを指す。
また、極秘文書の中では「沈黙の兵器」をもって闘われている第三次世界大戦は「静かなる戦争」と呼ばれ、1954年に国際的なエリートによって宣戦布告されたとされている。
沈黙の兵器とビルダーバーグ会議
マインドコントロール 沈黙の兵器
そこから導き出される結論として、将未の世界秩序、平和、安寧のために、
ひそかにアメリカ人に対し静かなる戦争を仕掛け、自然と社会のエネルギー(富)を、
幼稚で処理能力のない大多数の人間から、
自己訓練を積み遂行能力があり尊敬に値する少数者の手へと、
恒久的に移すことを究極目標とすることを決定した。
この目標に到達するために、究極のところ、操作原則がひじょう
に高度で精巧であり、公衆の目には自分たちのためになると見えるような、
その名を「沈黙の兵器」と呼ぶ一群の新しい兵器を開発し、確保し、
適用する必要があった。
結論をいえば、研究対象となるのは、資本の所有者(銀行業)と商品産業(商品)と
サーピス[注・直接生産以外の労働]によって運営されている、
全面的に予測可能でかつ操作可能な経済体制である。
全面的に予測可能な経済を達成するためには、社会の下層階級要素を全き統制下に
置かなけれぱならない。
すなわち、こんなことになっているのは正しいことなのだろうかと気付かないうちに、
しつけ、調教し、くびきを付けさせ、ずっと吉い昔から行われている長期にわたる
社会義務を植えつけなけれぱならない。
それは明白な爆発音を伴わない。明白に肉体的あるいは精神的な
損傷の原困となることなく、誰かの日々の生活を明白に妨害することがない。
しかも、それは明白に「ノイズ」を発生さぜる。明白に肉体的あるいは
精神的に損傷を負わせ、明白に日々の社会生活を妨害する。
求めているものを知っている、熟練した観察者にはそういうことが
明白に判るのである。
大衆はこの兵器を理解することができず、
兵器に攻撃され征服されていることが信じられない。
大衆は本能的には何か良くないことが起こっていると感じるが、
沈黙の兵器の技術的な性質により、かれらが感じていることを理性的な形で
表現することができないか、知性をもって間題を扱うことができない。
それゆえ、かれらは助けを求める方法が解らず、沈黙の兵器に対して
自分を守るために他人と協力する方法が解らない。
沈黙の兵器がじわじわと大衆を攻撃すると、大衆は(経済経由で心理的な)
圧追があまりにも大きくなってマイってしまうまで、兵器の存在に
自分を合わせ慣らし、生活への侵食を耐え忍ぶことを学ぶ。
ゆえに、沈黙の兵器は細菌戦兵器と同一タイプである。
自然と社会のエネルギーの源泉ならびに大衆の肉体的、精神的、
感情的な強さと弱さを知り、理解し、操作し、攻撃することによって、
社会の各個人の活力、選択の自由ならびに流動性に攻撃を加える。
第三次世界大戦 新・帝国主義でこうなる!
アスコム 著者:佐藤 優,田原 総一朗 価格:1,785円 評価:★★★★★
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【経済】日立が英で初の鉄道工場建設へ 海外で初、世界的な受注増で835 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/16(木) 02:20:02英国紳士A「やってくれたな日本、あなた方のせいで
電車が時間通りに...
【経済】日立が英で初の鉄道工場建設へ 海外で初、世界的な受注増で
835 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/16(木) 02:20:02
英国紳士A「やってくれたな日本、あなた方のせいで
電車が時間通りにちゃんときてしまう、
私の穏やかな朝が台無しだ。」
英国紳士B「
日本人の
技術力の高さは認めよう、しかし何かね?
この
電車は?まったく揺れないではないか、
私と女性のささやかなふれあいを邪魔するつもりですかね?」
英国紳士C「私は車掌だが、日本に言いたい、なんなんだこのブレーキは?
反応が早すぎて今まで培ってきた私のブレーキングテクニックが
まったく役に立たないではないか。」
スモールビジネスのコンサルタント、ロン・フィンクルシュタイン氏が
個人事業主向けに説く「
時間の無駄遣いを避ける
10の方法(原題: How to avoid the top 10 time wasters)」。1. コア事業に集中せよいろいろな事業に...
スモールビジネスのコンサルタント、ロン・フィンクルシュタイン氏が個人事業主向けに説く「時間の無駄遣いを避ける10の方法(原題: How to avoid the top 10 time wasters)」。
1. コア事業に集中せよ
いろいろな事業に手を出すなということ。事業多角化の失敗には枚挙にいとまがないのはご存じの通り。
2. マルチタスキングをやめよ
ある時間帯は1つの仕事に集中しなさいということ。たとえば、メールのチェックはまとめてやろう。
3. 商品を安売りしない
これは大切なこと。自分の商品やサービスに自信をもっていない人から、いったい誰が、何を買ってくれるというのか。
4. 専門家である必要はない
顧客に細かい機能(how)を言う必要はない。なぜ(why)それでうまくいくのかを伝える。
5. 家族の同意を待つ必要はない
あなたの人生はあなたのもの。自分自身の人生を生きよう。
6. ネットワーキングのイベントへは行かない
どうせ商品を売りに来ている人ばかりだ。行くだけ無駄というもの。
7. 無能な人とはつきあわない
口だけが達者で行動を起こさない人っているよね。あなたが一緒にいたいと思う人とともに働こう。
8. 顧客の真の悩みを理解する
顧客の立場に立ち、自分と仕事をするとどういう体験ができるかを語ろう。製品の特長をべらべらと話さない。そんなことは誰だってできる。
9. 個人としても成長する
事業主であるためには人間的成長が欠かせない。事業の成長と同じだけ、あなた自身の成長にも取り組もう。
10. 間違ったことを信じない
信念なしにあることに躊躇することはスキルとはいえない。本などで学んだことは実践すること。
10年後に同じ本を読んで、なぜ10年前に実践しなかったのかと悔やむことは避けたい。
無能な人間とは付き合うな! - 時間を無駄にしない10のコツ
スモールビジネス・マーケティング―小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム
中央経済社 著者:岩崎 邦彦 価格:2,100円 評価:★★★★★
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