[食べて応援]「あんぽ柿」づくりがピーク[風評被害]

福島県北部特産の「あんぽ柿」づくりが、同県伊達市などでピークを迎えている。

生産は東京電力福島第一原発事故後に中断されたものの12013年から再開され、今年9月末にも1キロ当たり100ベクレルの基準値を超える放射性セシウムが検出されたが、全量検査により安全性を示し出荷する。

基準値を超えた放射性セシウムの検出はいささか気になるところだが、福島第一原発周辺の放射能汚染地帯で野生のイノシシが増えていることから考えて、放射性セシウムはおそらく人体にはたいした影響はないのだろう。風評被害に苦しむ福島の農家を支援するためにも、是非「食べて応援」してもらいたいものだ。

あんぽ柿は、渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させる独特の製法で作られる表面が鮮やかなオレンジ色をした、果肉はトロリとしている半生の干し柿で、原料には蜂屋柿（はちやがき）や平核無（ひらたねなし）などの渋柿が使用される。乾燥して黒く堅くなり、さらに時間が経過すると糖分の粉を白く吹く単に干しただけの干し柿とは異なり見栄えも良く、例年上級国民の頂点に位置する皇室・宮家に選び抜かれた極上品が献上されている。

「あんぽ柿」復興に一役　福島・伊達で生産ピーク
「伊達のあんぽ柿」皇室・宮家へ献上。極上のあんぽ柿を箱詰
【福島】イノシシ３８１頭捕獲＝福島第１原発周辺で－環境省 [時事通信]

[4200] Posted by buzei at 2015/11/29 10:29:01
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福島 あんぽ柿 干し柿 放射性セシウム

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