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A [ソチ五輪]JOC会長の息子・竹田恒泰氏が予選落ちしてヘラヘラ笑っている日本人選手に命令

ロシアのソチで開催されている冬季オリンピックで日本人選手のメダルラッシュが期待される中、日本オリンピック委員会（JOC）会長の息子で「明治天皇の玄孫」であらせられる竹田恒泰氏による選手への「命令」が話題となっている。

既にスノーボード男子スロープスタイルの角野友基選手(17)や、フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子選手(34)ら金メダルが期待されていた選手がメダル銅メダルの獲得もできない不本意な結果となっているが、竹田恒泰氏は、メダルを取る可能性がある日本選手へ宛てて、「品がない上に、メダルを屈辱することになる」としてメダルを噛む行為をしないよう、また、「日本には国歌斉唱時に胸に手を当てる文化はない」として直立不動で歌うことを求めている。

さらに、負けた選手のコメントについて「思い出になったとか、楽しかったなどはあり得ない」として、負けてヘラヘラ笑っている日本人選手に対して、「日本は国費を使って選手を送り出してます。選手個人の思い出づくりのために選手を出しているわけではありません」と苦言を呈している。

さすが、旧皇族の出身だけあって日本文化に対する知識の深さを相当のものであるが、メダルを取った選手がメダルを噛むのは、記者会見場でマスコミの記者らがメダルを噛むように要求するからであって、選手らが自主的にメダルを噛んでいるわけではないので、メダルの噛む行為が下品だというのであれば、選手ではなくマスコミ記者らに「命令」を出すべきであろう。

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ミリオン出版著者：斎藤充功