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A [活火山]桜島（さくらじま）

桜島は、鹿児島県鹿児島市の沖合い約4キロメートルに位置する世界有数の活火山、もともとは「島」だったが、大正3年の爆発により溶岩が流出、現在は大隅半島と陸続きになっている。約5000人の人がこの危なさそうな活火山の島で生活しており、桜島大根や桜島小みかん、びわなどが特産物となっている。

2013年8月18日午後4時30分ごろの同島の昭和火口の爆発的噴火で、噴煙が火口から5千メートルまで達し観測開始以来の最高を記録したが、専門家は「大正噴火のような大噴火に結びつく予兆は見られないが、今回の２倍程度の噴火は今後も起こり得る」とただちに大規模災害につながるような噴火ではないとの見解を示しており、鹿児島市や観光関連業者などは「観光に特に支障はございません」として、観光をキャンセルしたりしないよう呼びかけている。

＜桜島＞爆発的噴火　マグマ蓄積、「大正噴火」級　火山灰噴出、１０万トン規模
鹿児島市ホームページ｜桜島
気象庁 | 桜島

写真集・活火山桜島 Active Volcano Sakurajima
南方新社著者：西井上剛資