[放射能漏れ]福島第一原発、3号機も冷却機能停止 - コメント[7]

冷却機能が停止したため原子炉内の温度が上昇。炉心を格納する建物で水素爆発が発生するなど、炉心溶解(メルトダウン)も危惧されている1号機に続き3号機も冷却機能停止し、炉内の圧力を下げるためが1号機と同様に内...  全文を表示

7: Posted by 名無しさん at 2011/03/14 16:56:36

■福島の原発事故で、今、一番の問題は「核爆発するか」ということだ。

現在の状態で「原子炉が爆発する」可能性は3つある。

1) 水素爆発: 露出した燃料に水が接触して水素を発生し、炉の外にでて酸素と結合して爆発する(化学反応)、
2) 水蒸気爆発:高温の物体に水が接して急速に水蒸気になり、その体積膨張で爆発する(物理的爆発)、
3) 核爆発  :燃料が溶けて固まり臨界状態に達して原爆となる、

東電は、炉が使えなくなる危険を冒してホウ素を投入しているのだから、なぜホウ素を投入するかを保安院に
報告して了解を取っているはずだ.

もしその了解が「核爆発を止めるため」というなら、それを真っ先に国民に知らせなければならない。
そして国民は「原爆」と同じ避難をする必要がある。
・・・・・・・・・
このようなことを判断するときには「炉が溶融していることを政府が認めたか」などではなく、科学的な判断が
可能なデータを直ちに公表することだ。

すでに福島の原発は事故を起こし、現在の状態をそのまま報告するのは東電と国の責任である.
自分たちのメンツより国民の安全を考えて欲しい
(平成23年3月14日 執筆)
ttp://takedanet.com/2011/03/post_c209.html



【筆者=武田氏は原子力の専門家。原子力委員会専門委員、同安全委員会専門委員】
昭和18年(1943)6月3日、東京都生まれ。昭和37年(1962)都立西高等学校卒業・昭和41年(1966)東京大学
教養学部基礎科学科卒業。同年旭化成工業(株)に入社、同社ウラン濃縮研究所長
内閣府原子力委員会専門委員、同安全委員会専門委員
文部科学省科学技術審議会専門委員