麻生首相の所信表明演説、強い日本を目指す - コメント[5]
麻生首相が、所信表明演説において「日本は、強くあらねばならない。」「日本は、明るくなければならない。」とし、強い日本を目指す姿勢を明らかにした。麻生首相の所信表明演説全文申し上げます。日本は、強くあら... 全文を表示
金融危機の影響で景気が後退するなか、国の税収が当初の見積もり
より大幅に落ち込んでいることから、政府は、赤字国債を追加発行
して穴埋めする方針で、今年度の国債の発行額は3年ぶりに30兆円
を超える見通しになりました。
ミ#・д・ミ < 石油や穀物が唐突に急騰し、その後何故か金融危機だという。
実際は投資会社・金融機関は大儲けしたのではないか。
そして民族対立が演出される中、日本は国債を大幅に発行。
(・A・ ) < * やはり金融危機は目くらましで戦争資金調達だったのでは。
08.12.2 NHK「国債発行 今年度30兆円超へ」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015727371000.html
08.12.2 NHK「社会保障費抑制に異論相次ぐ」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015726711000.html
* 『文明の衝突』-宗教対立は世界的な民族対立を演出するための
シナリオと見られます。何故なら世界的には国民の大多数が関わ
るためには宗教に着目するのが良いと判断したからでしょう。文
明の衝突、すなわち世界の指導者らが大規模民族対立を演出しよう
とする背景には、それまで冷戦構造によって巨大利益を得ていた各
国の大企業-財界が冷戦終結に伴い、軒並み経営不振に陥ったのが
その理由と考えられます。これは数年前には世界同時不況と呼ばれ
ていました。
こんにち、国際的な宗教色を伴った民族対立が米の新政権誕生後
も演出される一方で、金融危機といいながら実際には世界中からかき
集められたと見られる急激な石油・穀物値上げによる国際的な投資
グループ・金融機関の生み出した巨大利益の目的を考えると、こうし
た情勢の中ではやはり各国に投資される戦争資金と考えるのが妥当
ではないかと思われます。そして日本はいま社会保障費を大幅に削
減しながら国債を大量発行したという流れになっています。
90年代の冷戦終結の真の理由は不明ですが、個人的には旧ソ連の
経済破綻だけではないだろうと考えます。新生ロシアは確かに経済的
には軍事投資を続ける余裕はないと思われますが、旧支配体制への影響
は殆どないように見えます。
冷戦終結の真の理由は地殻変動の急激な異変と、これまで軍事中心に
進められ、その巨大利権に支えられた世界の経済活動に伴って急激に蓄
積し始めた温室ガスによる保温効果との相乗効果によって60~70年代
から指摘し始められた温暖化ではなかったかと考えます。もしそうなら
これは石油依存型経済による国民統治時代の終焉を意味するのですが、
世界の指導層は強引にこれまでの軍事優先政策を押し進めようとしてい
るように見えます。産業が衰退すればそれに依存した特権階級、富裕層
らが位置する金融界も破綻してしまうからでしょう。
しかしいま世界大戦レベルの大規模戦争を勃発させた場合、温暖化へ
の影響は計り知れないものが考えられ、取り返しのつかない事態を招く
危険性が非常に高いと考えられます。