STAP細胞などなかったか、理研が実験データ画像を切り張りや他の論文からの流用を認める - コメント[4]
理化学研究所(理研)は東京都内で記者会見を開き、不自然な画像を指摘され捏造疑惑も取り沙汰されている英科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)作成論文についての調査の中間報告を発... 全文を表示
深刻なモラルハザードを招きかねない理研の記者会見
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20140316/1394941500
「未熟な研究者が膨大なデータを集積し、ずさんに無責任に扱ってきた」と小保方晴子さん一人に責任を集約しているような発言をしていますが、これも理事長の立場としてまったくナンセンスな発言です。
もちろん最終的には小保方晴子さんに説明責任はありますが、野依理事長は小保方晴子さんの属する組織のトップの立場です、最高責任者です。
これでは昔、賞味期限の不正表示が発覚した際に記者会見で最初社員のせいにして顰蹙を買った社長と同じです。
この不正な論文に対して誰も責任を取らない、ペナルティが課されないとすれば、学生たちに示しが付きません、深刻なモラルハザードになります。
工学系大学の教育現場に携わるものの一人として、今回の理研の判断は酷過ぎると思います。