[国際情勢]米英仏、化学兵器使用を口実にシリアに軍事介入へ - コメント[4]
アメリカ、イギリス、フランスが支援するシリアの反政府軍が化学兵器を使用したことで、女性や子供を含むシリア国民多数の死者が発生したことを口実に軍事介入する姿勢を強めている。アメリカ、イギリス、フランスの... 全文を表示
イスラエルがミサイル迎撃実験
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130904/k10014265371000.html
アメリカのオバマ大統領がシリアへの軍事行動の構えを見せるなか、シリアからの報復が懸念されているイスラエルは、シリア沖に近い地中海でミサイルの迎撃システムの実験を行いました。
イスラエルの国防省は3日、地中海でアメリカ軍と合同でミサイル迎撃システム「アロー」の実験を行ったと発表しました。
ミサイル迎撃システム「アロー」は、シリアやイランなどからの弾道ミサイルを撃ち落とす目的でイスラエルとアメリカが共同で開発したものです。
今回の実験は、アメリカのオバマ大統領がシリアへの軍事行動の構えを見せ、アメリカ軍が地中海に艦船を展開させるなど事態が緊迫しているなかで行われました。
この実験を巡っては、イスラエル国防省が実験のためのミサイルを発射したと発表する前に、ロシア国防省が「地中海からミサイルのようなもの2発が発射されたことを探知した」と発表したことから、一時緊張が走りました。
アメリカが軍事行動に踏み切った場合、シリアが、アメリカの同盟国である隣国イスラエルに報復することも懸念されていて、イスラエル側としては、報復に対する備えを進めていることを示すことでシリアに対してけん制した形となっています。