[国際情勢]米英仏、化学兵器使用を口実にシリアに軍事介入へ - コメント[2]
アメリカ、イギリス、フランスが支援するシリアの反政府軍が化学兵器を使用したことで、女性や子供を含むシリア国民多数の死者が発生したことを口実に軍事介入する姿勢を強めている。アメリカ、イギリス、フランスの... 全文を表示
「国連の人権調査団は、シリア内戦による死傷者や現場の医療スタッフたちから、シリア反政府軍が神経ガス「サリン」を使っている、という証言を集めている」
と、この日曜日に国連調査団の主任が話している。
「シリアに関する国連の独立調査団は、シリア政府軍が、国際法によって使用が禁止されている化学兵器(つまり、サリンのこと)を使用したという証拠をいまだ見ていない」と、調査団のメンバー、カーラ・デル・ポンテが語った。
「私たち調査団は、シリアの近隣諸国で、犠牲者や、医師、野戦病院から聴き取り調査している。
先週の現地からの報告書に目を通したところ、犠牲者の状況からサリンが使われたという明白な証拠が出てこないどころか、サリンが使われたとする話に、強い具体的な疑いさえある」
と、デル・ポンテはスイス-イタリアのテレビに応えて話した。