地対空誘導弾パトリオット3(PAC3) - コメント[2]
地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)は、米レイセオン社がアメリカ陸軍向けに開発した広域防空用の地対空ミサイルシステム「パトリオット」を弾道ミサイルへの対処能力を強化したもの。パトリオット(PAC2)は、1991年... 全文を表示
「防衛省関係者によると、PAC3の射程距離が20キロのため、本島2カ所と石垣島、宮古島に配備されても本島北部や石垣島北部、予測軌道のほぼ真下の多良間島などが防衛範囲から外れることが分かった。」
「長距離弾道ミサイルの落下速度が秒速約5~10キロのため、PAC3の射程内でも「百パーセント確実に打ち落とせるわけではなく、高度な技術を要する」(自衛隊幹部)との指摘がある。元防衛大学校教授の孫崎享氏は「軌道を外れたミサイルを迎撃するのは物理的に不可能だ」と指摘。PAC3配備を契機に防衛省が南西諸島への自衛隊強化を進める狙いがあるとの見方を示している。」