日本振興銀行前会長「木村剛容疑者」逮捕 - コメント[2]
日本振興銀行前会長の木村剛氏が銀行法違反(検査忌避)の容疑で逮捕された。同時に逮捕された社長らは容疑を認めているものの、木村剛容疑者だけは容疑を否認している。木村剛氏は、日本銀行出身で日本銀行をやめて... 全文を表示
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同行は、木村氏の著作権等の管理を行うウッドビレッジに1億7875万円、木村氏が社長を務めていた金融コンサルティング会社KFiに3億9000万円の融資を行っていた。ウッドビレッジの株主は木村氏とその両親、KFiの株式の過半は木村氏が保有している完全な身内企業だ。しかも、平均10%以上という同行の貸出金利と比べて、両社への融資金利は3%という破格の安さだった。
さらに、この融資の担保は振興銀行の株式だという。もちろん、振興銀行株の取得にこの融資が使われた証拠はない。だが、一般論として、銀行が自社株を担保に、自社株取得の資金を融資することは、許されるべきではない。そんなことを認めれば、銀行はいくらでも自己資本を増やせてしまうからだ。