[放射能漏れ]福島第一原発、3号機も冷却機能停止 - コメント[11]
冷却機能が停止したため原子炉内の温度が上昇。炉心を格納する建物で水素爆発が発生するなど、炉心溶解(メルトダウン)も危惧されている1号機に続き3号機も冷却機能停止し、炉内の圧力を下げるためが1号機と同様に内... 全文を表示
★ウランとプルトニウムの臨界量
ところで核爆弾を理解するために、核爆弾に用いるウラン235、プルトニウム239の臨界量について考えてみましょう。
臨界量とは、一定量以上のウラン235やプルトニウム239を集めると、自発的に核分裂連鎖反応=核爆発する量です。現在明らかになっている量は、ウラン235を46.5キロ、プルトニウム239を10.1キロ集めると自発的に核爆発します。
しかし爆弾の場合、金属ウラニウムをタンパー(濃縮しないウランなどを材料に、核分裂によって塊が急膨張するのを防ぎ、中性子反射体にもなる=図参照)で覆うと、100%濃縮されたウラン235の臨界質量は15キロ、プルトニウム239の場合は臨界質量5キロとなります。つまりそれだけの量があれば核爆弾の製造は可能と言うことです。これは1943年のマンハッタン・プロジェクト(米国の核兵器製造計画)に参加したロバート・サーバーによって明らかにされています。
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0405_2.htm