問責決議(もんせきけつぎ) - コメント[1]
問責決議(もんせきけつぎ)とは、国または地方自治体の議会において、閣僚など政治任用職にある者、または議長・委員長など議会の役員の責任を問うことを内容として行われる決議をいう。衆議院の場合は、日本国憲法... 全文を表示
内閣総理大臣野田佳彦君問責決議
本院は、内閣総理大臣野田佳彦君を問責する。
右決議する。
理由
野田内閣が強行して押し通した消費税増税法は、2009年の総選挙での民主党政権公約に
違反するものである。
国民の多くは今も消費税増税法に反対しており、今国会で消費税増税法案を成立させるべき
ではないとの声は圧倒的多数となっていた。
最近の国会運営では民主党、自由民主党、公明党の3党のみで協議をし、合意をすれば一気呵成
(かせい)に法案を成立させるということが多数見受けられ、議会制民主主義が守られていない。
参議院で審議を行う中、社会保障部分や消費税の使い道等で3党合意は曖昧なものであることが
明らかになった。
国民への約束、国民の声に背く政治姿勢を取り続ける野田佳彦内閣総理大臣の責任は極めて
重大である。
よってここに、野田佳彦内閣総理大臣の問責決議案を提出する。