[為替]米国債のデフォルト(債務不履行)懸念で円高進行 - コメント[1]
債務上限の引き上げをめぐるオバマ政権と野党の共和党との話し合いがつかないことから、米国債のデフォルト(債務不履行)懸念が高まっていることから為替市場ではドルを売って円を買う動きが強くなり円高が進行、「... 全文を表示
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米国のプチ・デフォルトがほぼ確実 ~どうする?その対応~:米ドル暴落の可能性を探る
プチ・デフォルトとは言っても、それなりに大変です。
ブルームバーグの記事によりますと、
米議会が債務上限の引き上げで合意に達しなかった場合、
財務省は国債保有者への利払いを優先する方針。
発表が まだ行われていないとして 匿名を条件に政府当局者1人が明らかにした。
財務省によると、
8月4日に約900億ドル(約7兆円)の国債が償還期限を迎え、
同月15日には300億ドル超の利払いがある。
8月全体では5000億ドルを超える国債が償還される。
民主党関係者が これより先に明らかにしたところによると、
オバマ政権は29日の米市場取引終了以降に、
債務上限が引き上げられなかった場合の国債支払い優先に関して国民に説明する予定。
まぁ、どう考えても普通なら利払い優先でしょうね。
公務員、軍人の手当てを不払いにしたり、年金支給なども差し止めし、
すべて国債利払いのために全力を注ぐ。
しかし、オバマが国民に対して、どう説明するのでしょうか?
「今は国民より、国債保有者の方が大切ですので、国民への政府支出は凍結します」
とでも言うのでしょうかね。
米国債保有者は個人投資家よりも大手米銀や海外政府などが主役ですから、
ここでも銀行救済の動きとなってしまいます。
米国民にしたら、
「我々国民よりも、銀行や海外政府の方が大切なのか?」
と不満をぶちまけるでしょう。
私が米国民の一人だったら、素直にそう思いますし。