犬死、日本テレビの記者とカメラマンが秩父ヘリ墜落現場付近で遭難して死亡 - コメント[1]
日本テレビの記者北優路さんとカメラマン川上順さんが、乗員5人が死亡した埼玉県秩父市大滝ブドウ沢のヘリ墜落現場の下流で心肺停止の状態で発見された。2人は防災ヘリの墜落現場を取材するためガイドと一緒に入山し... 全文を表示
【ほう一つの視点】
「2人の装備、日本テレビの人命軽視の姿勢」これらは当然出てくる問題だと思います。
しかし山岳ガイドの適切な誘導はどうだったのか?
今はガイドだけが話すことですから、真相は不明ですが、私にはどうもガイドの一方的な言い方、2人が勝手に行って事故に遭ったという説明が腑ぬ落ちないのです。言い逃れ的に聞こえてしまうのです。
通常ガイドは、愛好家たちのために決まったコースを案内するものです。山とは言え、ヘリ墜落は極めて中途半端な、めったに人を案内しない未経験の場所。未経験の場所ほどガイドは心理的に消極的になるものです。
だから、2人の勢いにおされて途中まで行ったはいいが、(レポーターの装備が不十分が理由?)ガイが案内する自信が持てなくなって、一度は引き返して来たのではないか? 沢登りがこわかったという事です。安全重視という意味では問題はない。
だが、それからガイドは手ぶらで戻れない二人を説得できなかった構図と見るべきでないかと。
その結果、
「どうなっても、知らないよ。なら勝手にどうぞ」的に、実は2人が自力でも行こうとしてるのに手を焼いて、つき放し、責任放置したように思えてなりません。
或いは無理を強いる2人に好意を持てなかったとも。実はガイドが一番カチンとくるのは、経験豊富な客に逆に注文つけられる事です。カメラマンは山岳報道には経験豊富だった人でした。
不可解なのはビデオカメラが消えている事。プロのカメラマンなら究極のときでも放そうとしない筈。全行動の解明はその画像だった可能性も……。
真相はどうであれ警察は、ガイド同行のうえ現場コースの検証にはいる訳ですから、恐らく裏ではそういう視点も含めて総合判断するものと考えなす。
文責S.O(easywriter007@gmail.com)