日本振興銀行前会長「木村剛容疑者」逮捕 - コメント[1]
日本振興銀行前会長の木村剛氏が銀行法違反(検査忌避)の容疑で逮捕された。同時に逮捕された社長らは容疑を認めているものの、木村剛容疑者だけは容疑を否認している。木村剛氏は、日本銀行出身で日本銀行をやめて... 全文を表示
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100715/crm1007150058001-n1.htm
強烈な個性で日本振興銀行に君臨してきた“時代の寵児”に、司直のメスが及んだ。
銀行法違反容疑で警視庁に逮捕された前会長の木村剛容疑者(48)。かつては「金融改革の旗手」ともてはやされ、金融検査の厳格化を主張し、振興銀も「日本一厳しいガバナンス体制」と自画自賛。だが、皮肉にも金融検査を妨害したとして容疑者の立場に墜ちた。
「みそぎを切れ!」
オールバックの髪に、メガネの奥の細い目。木村容疑者は机をたたいて部下を叱責した。
「みそぎを切れ」は木村容疑者独特の表現で、「責任を取れ」という意味。「融資審査はもちろん、『カラーコピー機を使うな』という細かいところまで口を挟み、ミスを見つけては責任を取れと詰め寄った」
「竹中平蔵のブレーン」「小泉純一郎の金融指南役」。木村容疑者が時代の寵児となったのは8年ほど前のことだ。